靴の話夫婦編
先日の日記で足がデカいから入る靴がないとぼそぼそ言っておりましたが、ここのとこ靴との出会いが続いています。キラーン←私の気持ちの音
昨日行ったセレクトショップでKOOSのブーツが30％オフ！最終セール！と置いてありました。KOOS歩きやすそうだなぁ育児向きっぽいなーと前から興味がありまして「30％オフかぁ〜（でも私には関係ないわー、セールで25センチやサイズ39が残ってたためしないもんなぁ）」と心の中でつぶやいたつもりが一部声として出ていたようで店員さんに「サイズよかったら見ますよ〜」と声をかけられました。
話がころっと変わるんですけど、大阪の店員さんって概してガンガン声をかけてきますよね。期間限定で大阪に単身赴任していた地元の友達に「店員がなんかバリ声かけてくる＝押してくるけん（と感じるらしい）、慣れるまでけっこう困った」と言われました。
関西に移住してかれこれ15年たつから違いがもう感じられず、まあ確かにそうかも、とそのときは思う程度だったのですが、その後福岡でぶらぶら買い物をしたら、ぜんっぜん店員さんに声をかけられなくて逆に困りました。買い物しにくいったらありゃしない。鏡の前で二枚の服を交互に合わせたりとかわりと本気で考えてるそぶりを見せても、福岡ではけっこう放置されるもんなんですね。福岡が放置、というか関西以外は放置されるのかなぁ。気になる商品があったら店員さんにいろいろ聞いてどんなアイテムとあわせたらかわいいとか妄想したい身としては、放置プレイはああんもう！てなります。
話をもどして、セレクトショップで「セールかぁ」とつぶやいた私に店員さんがバビューンとやってきて「サイズおいくつですか？」と聞かれました。福岡ではまずスルーされそうな小声だったのでちょっとおどろきつつ、恥ずかしげに「に、にじゅうご、とかあったりしませんよねーハハ」と言うだけ言ってみたところ、なんと目の前に並んでるブーツ3足すべて39というはありませんか！！25センチの神光臨！この地域にはデカ足女子がいないのかも！3足とも買って帰りそうになるのを我慢するのに必死でした。店員さんは私がまとめて買うのが好きなのをご存知で、せめて2足売ろうと頑張ってくれてはりましたがね。何とか耐えて帰宅しました。
そして先日の日記に書いたレペットを今日見に行ってきました。
大阪に住むデカ足女子よ、難波タカシマヤレペットに集結せよ！デカサイズがたんまりありまっせ。
わたし、おそらく日本でははじめて「すみません、これはちょっと大きいです。」って言ったで試着のときに！夢のようなセリフ。履いた靴がカパってなるとか妄想レベルの出来事が現実に起こるやなんて。
靴の可愛さ、種類の豊富さに加えてサイズまで揃うとは夢のようです。2足に絞るだけで苦労しました。
あと実は、バレエシューズを買うのは初めてなんです。試着してもなんか歩きにくいと感じることが多かったんですよね。何よりこの足が入るバレエシューズなんて年に1度あるかないかでしたし。服屋にちょろりんと置いてある靴なんか入るわけもなく。
なんて話を、キャリーブラッドショーばりに靴が好きな親友にしたところ、バレエシューズは難しい、と教えてもらいました。サイズがぴったり合わなければ歩きにくいし、ぺたんこだと尚更歩きにくい、と。彼女にいろいろ教わり、これからの人生で足にピッタリのバレエシューズに出会うことはなかろう、と結論づけてました。
それが今日いくつか試着したバレエシューズのひとつに、足に吸い付くような靴があったんです。サイズの豊富さゆえだったと思いますが、とにかく歩きやすかった。25センチでもバレエシューズライフを送れるものか、試してみます。るん。
余談ですが、今日夫も靴を2足買いました。彼は靴は4足しかいらない人で（内訳：スニーカー、夏と冬のビルケン1足ずつ*1、冠婚葬祭用の革靴）去年からスニーカーと革靴を買いなおそうと言い続けてきたところ、今日やっと重い腰を上げてくれました。冠婚葬祭用の靴なんてハタチのときから履いてるんですってよ･･･！18年履いたという･･･。さらに驚くことに、今日買った靴は18年間履いたものと全く同じ！！同じやつなら買ってもいい、っていうので、そこは私が折れました。いろいろ靴があるタカシマヤ男性靴売り場にせっかくいるんやからかっこいいのを探したいー（泣）（なぜ私が泣く）。
靴売り場でたまたま義父の靴を見ている義両親に遭遇しまして、夫が手持ちのものと全く同じ靴を買っているさまを一緒にながめました。義母は「成人式のときに買った靴まだ履いとったんか･･･」と遠い目をし、義父は「お前いっつもその形を買うんやなぁ、好きやねんな（ずっと同じ靴を履いてたなんて気づいていません）（義父はけっこう靴持ち）」とのたまっておりました。彼なら10万くらいする靴を買ってあげる価値がありそうです。絶対買ってやんないけど。
