意地悪嫁炸裂〜

義母が突然「今日はハロウィンやなー」と言い出した。神棚か仏壇の前で(どっちかもよく知らん)毎日30分以上念仏・般若心経を唱えてるような信心深い義母の口からそんな単語が飛び出そうとは。いや、ある意味妥当?とにかく違和感を覚えつつ「そうなんやー」と得意の生返事でさっさと会話を切り上げようとしたら、義母は続けて「そもそもハロウィンっちゅーのが始まったのはな・・・」と講義が始まった。義母の話を聞いてるふりをしつつ思ったのが、なぜ何の質問もしないまま私がハロウィンのことをよく知らない人として扱われてるのか?ということ。私がもしハロウィン博士だったらどうするのだろうこの人。ま、自分が知らなかったからこいつも知らんだろうという義母らしいシンプルな発想だろうが。
話は聞いてなかったけど耳に入ってくる文章は、ものの見事に支離滅裂だった。え?誰が死んで、天国にも地獄にも行かれへんかったん?なぜ暗い闇をただようことになったの?要は義母も全然理解しきれていないのだ。くそー、私がハロウィンにバカ詳しければ、いちいち揚げ足とって「ちゃうで、○○っちゅー人がこうしたんやで」と切り返せるものを。せっかくなので筋の通っていないところをいちいち指摘して「よく分からん、なんでそうなるの?」と質問はしてみる。
義母は、てか我が一族のおばちゃんの多くは、筋道通して話をするのが非常に下手だ。すぐ主観が混じって、どれが起こったことでどれが個人的感想なんかも分からんまんまぐっちゃぐちゃに話しはるし。こういうのはおばちゃん特有のものなんかな。おばちゃんが知っててこっちが知らん話とか聞くときは特にしんどい。「こないだのあの人がなー」とか主語からもうメロメロなのだ。
ただでさえ筋道通して話をするのが下手な上に本人も理解できていない話を延々と聞くのは、とても苦痛だった。私もあまり心の余裕がなかったのだな。最後に「んで結局ハロウィンは何をする日なん?」と聞いたら『さあー。お念仏唱えたりお参りしたり、しはるんちゃう?』と締めたのがおもろかったので、よしとする。笑
しかしどこでハロウィンの講義を母は聞いてきたのだろう。毎日の生活に何も関係ない知識を急に詰め込まんといてほしいな。。。