コスメカウンターお作法

リクエストにお応えして(showさん、にこらんちゃん、ありがとう!)、私がコスメカウンターに行くときに注意していることなどに触れてみます。

  • なるべく一人で、時間のあるときに、混んでいない時間帯を。

今日は、というか今日も次女を連れてタカシマヤのウンターに突撃してきましたが、これは上級者にも難易度が高いです・・・。ぜひお一人で、そして時間がそれなりにあるときに行くのがベター。1時間あればあせらず、BA(ビューティーアドバイザー。美容部員さんという呼び名のほうが好きですがここではBAさんで。)さんをせかすことなく、ゆっくり話せると思います。30分ではちょっと足りないかなぁ。あと時間帯を選んだほうがゆったり選べます。混んでいる時間帯は待たされることも人気ブランドではしばしば。ベストは平日の午前中。平日の夕方は仕事帰りのOLさんで思ったよりごったがえします。土日も午前中は比較的ゆったり接客してもらえます。

  • ちょっぴりおしゃれして、普段のメイクで、なるべく生理中を避ける。

美容院に行くときと同じです。自分らしい装いで行けば、より自分に似合うメイクを的確に提案してもらえると思います。メイクは普段どおりしていきます。優秀なBAさんほど、まずは「いつもそのようなメイクですか?(たいていメイクの濃さを確認される)(いつもそんなにメイクが濃いのかってことですw)」と聞かれます。メイクはクレンジングローションなどでオフされます。その後簡単にスキンケアをしてもらうのですが、生理中だと初めて使う化粧品がピリピリすることもあり生理前・真っ最中はなるべく避けてます。

  • 欲しいもの、気になるポイントをはっきりと伝える。

当たり前ですけどこれが欲しい、こういう商品が気になって来た、というのをまずは伝えます。そして、自分が気にしていることや具体的な希望を伝えます。たとえばリップアイテムで例えると、私は唇の色が濃くてどんなリップをつけても同じような色になるのが気になっていて、極度に乾燥しやすいのが悩みです。また普段リップメイクにあまり時間をかけたくないので、一本でそれなりに発色してツヤ感もだせて、乾燥しにくいものを探しています。これだけ具体的に伝えたら、色選びはぽーんとBAさんにお任せします。ピンクは苦手だとか自分はコーラルが似合うなど、あまり自分の好みを口出しせずにプロに選んでもらったほうが、より自分に似合うものに出会えると思うので。ほとんどのBAさんがちゃんと私好みの色を選んできはりますしね。あとはとにかく試すのみ!同じ色を何度ものせたりしますもちろん。妥協はしません!

  • 断っても大丈夫、買わないのも問題なし。

こんな私でもピンとくるものがなくて買わない場合もあります。ごくごくたまにw。そんな時はもちろん買わずに帰りますが気にしなくて大丈夫です。BAさんの提案力不足でもあるのですから。まぁ時間がもったいないので、雑誌やネットで買いたい商品や見たい色はあらかじめ絞ってから行くので、本当にめったにありませんがね。例外はファンデです。ファンデは塗ってすぐよりも数時間後にどうテカるのか夜にどれだけ崩れるのかが気になるので、サンプルだけもらいに、又はリタッチだけしに行きます。たいていのBAさんはちゃんと話せばいやな顔せずリタッチしてくれはります。嫌な顔されたこともありますが@シャネル!結局そのファンデは買ったけれど違うカウンターへわざわざ行ったっちゅーねん!これはレアケースです。

  • 嫌な店員はハズレなだけ、気にしない!

デパートコスメのカウンターへ行くのをこわいこわい、って言うてはる人けっこう多いんですけど、きっと以前にはずれのBAさんにあたったんやろなぁと思います。まぁそれも大人の階段登るのに必要なだけで、気にせず別のカウンター行けばきっと優しくて素敵なお姉さんとしゃべれます。ただBAさんをちょっぴり選んでもいいかなーとは思います。商品見てて話しかけられたときに、あんまりこのBAさん好きちゃうなーと思ったらササっと別のカウンターに移動したり。話はそれますが、商品見るだけで話しかけてもらいたくないときは、子ども連れてったら効果てきめん!誰も声かけてくれはりませんっ。買いたいものがあったときに大変だというリスクはありますがね。



質問いただいたのが、コスメカウンターでの(ナメられないw)作法・振舞い方。すすめられたものをどんどん試すことだと思います。たとえばリップひとつ買いに行ったとしても時間があればたいていファンデからリタッチしてくれはると思うんです。つかリップ試したいと言ってリップしか塗らないBAは三流かなと。肌をある程度整えておかないとリップの発色具合とか分からないんですよね。いろいろ試したらすすめられるんちゃうん?などと構えずに、BAさんにお任せして一からフルメイクしてもらいましょう!そのあと欲しいものだけ買って、心の中でこっそり「次はああいうのを買おう」「別のブランドの同じような色も試してみよう」と作戦を立てるのです。ああもう考えるだけで楽しい。
もうひとつ、久々のコスメカウンターの攻め方ですが、リップからいくのがいいんじゃないかしら。化粧水やファンデなどと違って洋服感覚でいろいろ試せて楽しいですし、プロの力を借りて選び甲斐のあるものだと思います。次点はチーク。自分にぴったりの定番色チーク・リップをそろえておけば顔があかぬけます!メイクもぐんと楽しく・楽になると思います。きっと若いころより、店員さんが丁寧に扱ってくれますよ。最近思うのですけど、年を重ねるにつれデパートやちょっぴりいいレストランでの居心地が良くなるのは大人ならではの楽しみですよね。若造には分からん分からん。

以上、コスメカウンターでBAさんを質問攻めにするめんどくさい客代表のまもでした。でも悪い客ちゃうで。買・う・で。