買い物天国

今日は義母と彼女の妹、次女の四人で子供服を買いに高島屋へ。
暑くなってきた今日この頃、去年着てたサイズ100の半そでTシャツを長女がピチピチで着ているのがめでたくバレて、来月誕生日だしということで買いに出かけた。
つか子供服の洗濯や整理に毎日追われているのに、長女の夏服がないのはなぜ。

普段着が欲しかったのでまずはカジュアルな店に入る。どどどーと計6枚、プラス次女のも上下1枚ずつ買った。お代は約いちまんえん。普段着には立派なお値段だと思うが義母はご不満な様子で、「もうちょっといいワンピースとかも見えへん?」お財布がそちらもちならナンボでも(笑)。

売り場をうろうろしているとミキ○○スの店員さんが義母に話しかけてきた。
「あら、今日はRちゃん(長女)はご一緒じゃないんですか?」
後から判明したのだが、義母はこのお店に数度来たことはあるけど名前の登録はしていなかったらしい*1。なのに長女の名前を、それも今日この場にいないのに覚えている店員さん。プロの仕事だ。
彼女は今まで出合った子供服の店員さんでも三本指に入るスゴ腕だった。相手の要望を的確に聞いてすばやく品物をサササと数点持ってきてくれる。そんなダイナミックさと、サイズ・色探しとかのきっちり感の両方を備えていた。そんなん当たり前やんとお思いの方もいるだろうが、どちらかだけの店員さんがけっこう多い。例えば、いろんな服をおらおら持ってきてはくれるのだが、だから110と80で同じデザインの色違いが欲しいって何べん言わすんじゃー!みたいな。さらに彼女はキッズの扱いにも長けてると義母の妹は言っていた。遊びたい盛りの長女を連れてこの店に来るとあの店員さんの真価が発揮される、と。うーん見てみたい。
そして、衝動買いが服着て歩いてるような義母の買いっぷりも笑えた。買わせ上手な店員さんに買い上手の義母、この二人でタッグ組んだら最強。私が去年せっぱくそーざんで入院してからしばらく義母に長女の服をおまかせしたら、ミ○○○スの服がたんすであふれ、カタログのモデルばりに全身それになったのには、こういうわけがあったのだと今日知った。今日はたくさん買ってもらお♪とはりきってた嫁も最後は義母の暴走買い物を止める側にまわってしまった。
たとえば私がちょっと甚平さんとか見てると、さっきまで義母とフリフリのスカート見てたはずのすご腕店員さんが音もなく後ろにたち甚平トークをスタート。すると義母もどかどかと現れ、「ええやん!これ買い!」と鼻息が荒くなる。うーん、まぁかわいいっちゃかわいいけどお値段はそこそこするし、他の店も見てみたいし・・・と至極まっとうな言葉を吐くと「なんで!?ええやん今買ったら!!!」もうわけ分からん。少しは貯金しなはれ。他にも、かわいいなぁと思う服があって買うことに決定したら「何枚買うんや?」・・・一枚以外の選択肢はありません。
買うものが決定して支払ったら、せっかちな義母は「ほな商品もろといてや」と姿を消した。後に残される私とすご腕ちゃん(若くて見た目ちょいギャル)。彼女が「とても楽しいおかあさまですね。」そうですね。お店にとっては忘れられない、覚えとくべきタイプの客だ。そら名前登録せんでも覚えられるわ、うちの娘。本日次女もしっかりインプットされたであろう。
そんな義母はイケてない店員さんにはけっこう厳しいことも、彼女の名誉?のために最後に付け加えておく。

*1:ポイントを貯めるという概念があまりない義母。大阪のおばちゃんにはめずらしいタイプと思われる。