なってしまった、乳腺炎

約一週間前のある日の夜、乳にしこりができた。記憶が正しければ、長女を授乳してたころに何度も乳腺炎になった「爆弾」の乳腺。次女に飲んでもらってしこりを取ろうともくろんだが、そちら側の乳を飲んでくれない(泣)。あーもー乳腺炎まっしぐらのパターンのやつや(泣)。しこりができると乳がまずいらしく、てきめんに飲んでくれへんくなって、んで悪化するんよ・・・。オラっと口にチチ首を突っ込むとガリっと噛まれた。目から星がチカチカ飛び出す。そんなにマズいのか。
授乳後、爆弾の乳腺を抱えた乳だけ張ったままだったので、搾る。しこりを出すまでは出来ずともたまってる乳を何とか搾りだしたところで体力が尽きた。眠ってる夫の耳元で「乳がやばいです、明日の朝私が起きてこなかったら子供たちの朝ごはんヨロシク」とつぶやいて寝た。休みの前日なのは不幸中の幸いだ。
次の日の朝、明らかにヤバい。体がカッカする。起き上がると頭がクラクラ。熱があるなこりゃ。おそるおそる乳をさわると、爆弾側乳がカッチコチに固まり熱を帯びている。乳腺炎なーり。ふら〜とリビングへ行くと、昨夜のつぶやきが夫の耳にちゃんと残っていたようで、娘たちに朝ごはんを食べさせていた。サンクス。
長女のとき乳腺炎で散々苦しんだおかげ?で、自分の今の状況が理解できたりとりあえずの応急処置*1ができたりする。ついでに夫も、自分の妻が乳腺炎になるのを見るのは経験済みなので、「助産院に朝イチで送るわ」「上(の子)をおかんたちに見てもらうよう頼んでくる」等テキパキ行動してくれて非常に助かった。
すごいヘンかもしれないけど、二人目を産んでよかったと思う瞬間。一度経験したことを生かせるうれしさというか。つか上の子のときに乳腺炎で痛い目にあってるなら、二人目ではならないようにもっと気をつけるのが、賢いおかんでしょうよって話だ。
助産院でマッサージしてもらいずいぶん楽になった。そして先生からいろいろ注意をされたが、先生うちの家に隠しカメラでもつけてますか?というくらい、的確に注意されて毎回驚く。こんなもん食べてるやろ、アカンで、とか。授乳中は横向いて寝たらあかん、仰向けで寝な、とか。
乳腺炎になる原因はいろいろあると思うけど、私の場合一番は食生活。私の通う桶谷式は食生活をビシっと言われる。肉・甘いもの・油は禁止。野菜と小さな白身魚・豆腐の和食生活。でもそれがなかなか難しくて。
とか何とか言ってられないくらい熱が出たので、それから約一週間、今どき修行中の坊主でもこんな粗食食べてないやろというくらいの和食を毎日いただいている。あの痛さ、あの熱には変えられない。
長女のときも乳腺炎で粗食生活を送り、おかげでけっこう痩せた。今回も痩せるかしらウフ♪と久しぶりに体重計に乗ってみたが、ほとんど体重は変わらんかった。そら毎食ご飯2杯ペロリといただいてるもんな。油抜き肉抜き和食もモリモリ食べたら別に痩せないという当たり前のことに気付いた。

*1:痛い乳腺を冷やす、でも冷やしすぎると逆効果なので、キャベツの葉を丸ごと一枚乳にはっつけたりする