おつかれ、夫&オレ。

今日は朝から次女の出産の内祝いを配ってまわった。長女の出産のときやさらにさかのぼって結婚のあいさつ回りのときに比べたら、ものすごく楽だった。
やっぱ長女に比べて次女はお祝いをいただいた数が減ってる。といっても今回も70軒はあったけど。長女のときの出産祝い・内祝いリストを見ていた夫が、長女のときは軒数も金額も今回よりかなり多いと言ってた。100軒は軽く越えていたらしい。思い出しただけでくらくらする。
あと今回楽だったのが、夫が基本的に主導権を握っていてくれたこと。結婚や長女のときは、義母とその妹たちが仕切っていて私ら夫婦は言いなりになって動くだけだった。
彼女たちは実の姉妹で遠慮がないから、まわってる途中で姉妹間で意見が分かれて言い合いになったり(しかも大抵私らからすればどっちでも/どーでもいいようなこと)、事前に話し合って決めてたことが義母の気分ひとつで変更になったりするのが当たり前で、今思えば必要以上に時間がかかっていた。効率よくまわれるなんて無理だろうと私ははなからあきらめていたが、夫はかーーなりイライラしていた。
教訓が生かされたのか、今回は夫が件数と回る家を事前に自主的に(これ重要)リストアップし、まわるコースを決めていた。一人で勝手に決めると後から必ず口をはさまれるので(女はいっちょかみ〜)、逐一義母や姉妹に相談して確認をとりコースを考えていた。
そんな夫をみて、結婚したときに比べて大人になったのう〜、と嫁は頼もしく思っていた(上から目線)。結婚したころは、こういう女中心な行事では、夫が義母たちに意見するなんて考えられなかったものだ。
しかし夫は女世界(おばちゃんワールドともいう)にはまだまだ不慣れ。例えばピンポーンと押して返事があったら、できるだけ奥深くまでずかずか入り込むのがこのあたりでは当たり前なのだが、インターホンそばの門の外で夫はじっとりと待つ。かたやおばちゃんたちは、つっかけを履くこともなく玄関から「はーーーい、どうぞーーー」と叫ぶばかり。夫の背中を後ろから突っついてがつがつお邪魔したった。
あと夫は一度ピンポンを押して返事がなかったら「おれへんわー」と帰ろうとする。いやよう見てみリビングが網戸やんか、中高生の子供ってわりと来客に出ない(@土曜の午前中)からしつこく押すねん、と横からピンポン連打する嫁。読みどおりジャージ姿の若者たちがけっこうな確立でモサーと出てきた。ゆっくりしてるのにすまん、でも何べんもまわるのはしんどいので勘弁してね。
今回楽だった一番の要因は、私がおばちゃん化してて留守率(行ったのにお留守だった割合を夫婦で勝手に命名)をかなり下げれてたり、行った先でそつなくしゃべりつつサクっと切り上げれたりしたからかもしれん。
そういや嫁に来たころは20代であったのだ。そんなときもあった(遠い目)。