産後のことが頭をぐるぐる

娘の出産のとき、里帰り出産はせず産後もずっと自宅にいた。大きいお腹での帰省や小さい赤子連れでの帰阪が面倒だというのもあったが、里帰り出産をしなかった一番の理由は、夫に赤ちゃんとの生活をみっちり味わって欲しかったからだ。
今回も娘のときと同じくこちらで出産し自宅にいるつもりだったが、少々事情が変わってきて里帰り出産を最近考えだしている。今日夫に相談したところ、確かに今の状況だと里帰りのほうがいいかもね、ということになってきた。私の母には電話で少し話をしてみた。それもいいんじゃない、と反応は悪くなかった。
娘を産んだころ、実家は祖父の世話で大変で里帰りできる状況ではなかった。私もそんな状態の実家に世話をかけるのは何だなと思ってたし、母も家に帰ってきてもらってもあまり世話できないよー、とか言ってた。夫の家族と同居してるから産後もまー何とかなるでしょ、と思い大阪で出産。
今思い出すと、あの時はああするしかなかったがけっこうしんどかった。出産したのがちょうど家の仕事の繁忙期で自宅に帰っても義母たちはおらず、いるのはひいおばあさん一人。むしろお昼ご飯とかこっちがお世話しなあかんかんじ。世話好きな親戚のおばちゃんがいなければどうなっていたことかと思う(毎日私やひいおばあさんの昼食を持ってきてくれ娘をあやしてくれた。感謝感謝)。産後二週間ほど実家の母に来てもらってはいたが、慣れない家、しかも夫の家族がうじゃうじゃいる家での家事は何かと大変だったろうし、祝いに毎日十人以上おしかける親戚たちの相手をするのも人見知りな母には大きな負担だったと思う。
実は近頃ひいおばあさんが急激に痴ほうになってきて、手のかかる子供のような状態になっている。今までは家に彼女一人でいても全然大丈夫だったけど、年が明けてからは誰かが一緒にいなければならない。
今回の出産も仕事が忙しい繁忙期。やんちゃ盛りの娘と新生児と産後な自分の面倒を一人で見るって、近くに親がいない人にとっては当たり前なのかもしれないが考えるとけっこう大変そう。あと、繁忙期は家族がほんまに忙しく睡眠時間もろくに確保できないような状況で、私一人ゆっくりするのはなんか、気が引けるのだ。貧乏性。娘を産んだ後も、体はしんどかったけど産後一ヶ月もしないうちに家族の食事を作っていたのを思い出す。きっと昔はそんなもんだったみたいで、別に誰も「まだそんなことしなくていいよ」的な感じじゃなかったしね。
一方私の実家は、祖父は一昨年大往生を遂げ、家にいるのは元気な祖母と年末で仕事をやめた母とこの春に定年を迎える父。人手がある・・・素敵。考えれば考えるほど里帰りが頭をもたげる。
義両親に近々相談してみよう。あと気になるのは、帝王切開だということ。一人目を産んだ病院と違うところで帝王切開って何か不安で。どこもやることは一緒かもしれないが。こういうことは誰に相談すればよいのか。一人目を産んだ病院=今検診で通ってる病院に聞いても失礼ではないのだろうか。