久々のお叱り

今日いつもお参りにいくお地蔵さんへ家族で行き、お祓いをしてもらった。
もうすぐ仕事が本格的に始まるので、大漁祈願に。
そうそう、商売繁盛、とか、家内安全、とか、そういうのの漁師版ってご存知?
大漁満足ていうの。
我が家は、商売繁盛、大漁満足。
知らないのが普通だと思うし知ったところで何の得にもならないけど(笑)、私は嫁に来て「ほーそう言うのか」と思ったことを覚えてる。


私は神さんとかすごく信じるほうではないけど、絶対いてはらない!とも思ってないほう。
このお地蔵さんは、義母がすごく熱心なのもあってたまにお参りさせてもらってて、そこの先生にたまにアドバイスをもらったりお叱りをうけたりする。
「〜〜って神さんが言うてはりますよ。」てな感じで言われるのだが、迷信めいた変なことなわけではなく、どちらかというと一般常識的なことが多い。
でもたまに「なんでそのこと知ってるのだろうか・・・」ってことがあってドキドキする。
義母から聞いたのかとかそんなことじゃなくて、もっと基本的なこと。
健康面、生活面のこととか。「規則正しい生活ちゃんと送ってはりますか?」とか。
きっとその先生はいろんな人と話をしていろんな悩みを聞いてはるので、知識が豊富で観察力が鋭くて、人の顔色や体つきを見て、その人の生活っぷりとか考え方を見抜くことができるのかなと私は思っている。
自覚のないことを言われることも多くハっと気づかされることがあり、先生のアドバイスは私は比較的素直に受け止めている。


お叱りをうけるのは、一時間くらいのお祓いのあと、その場にいる中で気になることがある人を指名してお叱りもしくはアドバイスタイムが始まるのだ。
なのでお祓いが終わった後、家族みんなで「今日は誰だろ・・・」という空気が流れる。
そして自分の名前を言われなくてホっとするのも、手に取るように分かる。
結婚当初は私が名指しされることが多かった。「ああーまた私だー」と。
当時まだ家や仕事に慣れなくてさすがの私もちょっと大変だなと思ってたころで、「あせらなくていいよ」とかそういうことを家族全員の前で言われると、逆に家族たちも『そうやなーmamoちゃんも慣れない環境に急に来て大変やもんな・・・』という理解をしてもらえたりする。
「先生わざと家族の前で言ってくれてはるなー」と思ってた。
人に言えないような内容の時は「あとから私のところに来るように」と言われる。
そんなときはまわりは「何言われんの?」ってこっそり盛り上がってる(笑)。


最近はすっかりずうずうしい嫁に成り上がり(成り下がり?)、お祓い後のご指名を受けることはほとんどなく気楽に過ごせてたのに。
今日は「mamoさん。神さんがいろいろおっしゃってますよ。」と久々の第一指名。
おおー。後から義母にも「mamoちゃん久々やったなぁ」と言われた。
まず言われたのが「食生活に気をつけなさい。せやないともし二人目を授かっても健康面に不安な子やとかわいそうでしょ。」と。
むむむ。なるべく気をつけてるつもり、と言いたいところだが。
断乳してからこっち、正直乱れ気味だったかも。
気をつけよう。


もうひとつ言われたこと。
丸はきれいな丸じゃなくてもいい。たまに楕円でもかまわない。でも、風船が割れるようにパーンっとこわれてしまわないように、と。
うーむ、なんだか難しい。でも何のことを言ってはるか、ちょっと分かる気がする。
こちらも気をつけよう。