真面目に半身浴

今年の春くらいからだろうか、しつこく毎日半身浴している。以前からちょくちょくやっていたが、今回はけっこう本気？だ。基本毎日、最低30分長ければ2時間。睡眠時間削ってでも半身浴はやってる。我ながらハマるととことんやるタイプだ。

きっかけはこの本。

病気にならない「冷えとり」健康法―温めれば内臓から元気になる

内容はかなりストイック。書いたのが現在90歳を超えてらっしゃるらしいおじいさんで（まだご存命かどうかは知らない）今の時代にそれは無理だーということも多いのだが（例えば、冷えないためにアラビアンパンツかロングスカートをはきましょう、とか。アラビアンパンツなんて見たこともないぞ）言っていることにはやけに納得がいく。それは多分、乳腺炎でエラい目にあったときに通っていた助産院の先生がおっしゃっていたことと内容がほぼ一緒で（特に食べ物のことが）、先生の言うとおりに食生活を変えたら乳腺炎がマシになった経験があったからだと思う。
著者はとにかく冷えたらあかん、冷えをとろう、と冷えとりを推奨していて、そのひとつが半身浴。とりあえず一番とっつきやすかったのともともと半身浴は好きなので、先生の言うとおりにやってみた。暖かい季節だったので気持ちよく汗もかきスッキリした。それで毎日続けていたら徐々に体に変化を感じた。
まずはむくみがとれること。寝る前や朝起きた時、アゴの下、いわゆる二重あご部分（泣）をなでなでして、本日のむくみ度チェックをやるのがひそかな私の習慣なのだが、半身浴をしていると二重あごのたるたるがスッキリすることに気づいた。長時間やったら、半身浴の前と後で違いを感じるくらいにスッキリすることもある。ラーメンを替え玉までして食べた日や寿司をたらふく食べた日にはいつもより長めに半身浴すると、以前だったら次の日にむくんでいたのにそれがなくなった。私はそんなにむくむタイプではないのにむくみ解消には比較的すぐに気づいたので、むくみを何とかしたい人には半身浴は効果的なのだろう。
次に気づいたのが、肩こりにならなくなったこと！これはとてもうれしかった！！肩こりは小学生のころから悩まされてきた。この約10年は特にひどく、首を回せば岩のような肩・首がゴリゴリと音を立て、特にひどい日は肩から首〜耳の後ろ〜頭皮〜終いにはおでこまで凝ってる感じがしていた。そんな激肩こり持ちだったのに、気がつくと「今日肩こってるわ〜」と思うことがほとんど無くなった。私にとってはレボリューション！！消えたことに気づいたときはほんまにうれしかった〜。以前より特にパソコンの前に座る時間が短くなったわけではないしどんどん重くなる娘を抱っこする日常は相変わらずだったので、半身浴のおかげとしか思えない。解消されたのは半身浴をはじめて約半年経ってから。それが実感できてから、半身浴をやらずに寝るのがこわくなった。暖かい季節は、夜だけでなく昼も、例えば娘が昼寝したら半身浴をしていた。
他にもうれしかった変化が、二の腕にあったぷつぷつがだいぶよくなったこと。何と呼ぶのかは分からないが、小さいころからずっと、二の腕にぷつぷつがあった。両親や妹にもあるので多分遺伝だろう。特徴は、痛くもかゆくもなく、太ると増えること。皮膚科へ別のことで行ったときについでに見てもらったら（このときに名前を聞いたがもう忘れた）「治ることは多分ない。やせると数は減るので頑張ってやせなさい。」と言われたことがある。でも娘に授乳して10キロ以上やせたけど治んなかった。なので自分のなかでは特に気にせずもうなくならないだろうと思っていたのに、どうやら少しずつ治まってきているようだ。一番ひどいときは（＝一番太ってたときは）手首近くに出現することもあったのだが、二の腕より下は完全に消失した。二の腕にも新たに出現することはなくなり痕も少しずつだが消えてきたと自分では思っている。消えるまでに数年かかるかもしれないが消えるかどうか確かめたいから、消えるまでしつこく続けてみるつもり。
妊娠してからも半身浴はとりあえず続行している。気分が悪くならないようにお湯の高さはおへそより少し上くらいにして、のぼせないように気をつけている。つかこれだけ寒くなるとのぼせることもないので、結局以前と同じように平均1時間くらいは毎日半身浴してるなー。腹の子も暖かければ心地よかろうと思い、私自身がしんどくない程度には続けていこうと思っている。あ、同じく現在妊娠中の方におすすめできるかどうかは素人の私には分からないのでご注意を。